花言葉のはなし。花言葉は、フラワーランゲージとも呼ばれ、伝説や性質などにもとづいて、象徴的な意味を持たせた言葉なのです。
花言葉は、フラワーランゲージとも呼ばれ、伝説や性質などにもとづいて、象徴的な意味を持たせた言葉なのです。
例えば、バラ。バラの花言葉といえば、愛・愛情・恋・美といったものが有名ですよね。ギリシャ神話では、愛と美の女神アフロディーテが誕生した際、大地が同等の美として生み出したのがバラの花ということになっています。夢があるというか素晴らしいの一言に尽きますね!
中世では、薔薇は聖母マリアの愛と優美さを象徴なのです。キリスト教では、殉教や復活を意味し、トゲは罪の象徴とのこと。
バラの花言葉のひとつ「秘密」は、バラがギリシャ神話の沈黙の神ハルポクラテスに与えられたという故事や、ローマ時代のバラの花を吊るした宴会での話は秘密にするという風習によるものとされていますね。
薔薇の花言葉は、国によっても異なり、花の色や部位、状態や種類によって変わりますので、「うんちく」でしゃべるにはちょっと気合を入れての勉強が必要でしょう(笑)
白いバラのつぼみ、枯れた白のバラ、中輪の黄色のバラ、大輪の黄色のバラ、赤いバラの葉、赤いバラのつぼみ、黒みがかった赤いバラ、満開のバラ、多弁のバラ、一重のバラ、野バラ、トゲのないバラ、赤と白のバラの組み合わせ、赤白斑入り……もう、キリがありません!!バラの葉や、枝、トゲにまで、それぞれ花言葉があるんですよ。人類が太古の昔からいかに薔薇が好きで生活にかかわってきたかが分かりますね。
園芸品種としてのバラには、花言葉ならぬ、品種名として、「恋心」や「乾杯」といい、「希望」「栄光」「夢」「ときめき」といった日本の品種のほか、「ピース(平和)」、「スーパースター」、「ダイヤモンド・ジュビリー(ダイヤモンド婚)」、「ファースト・ラブ(初恋)」といった名前の世界的な名花があります。
品種名=花言葉という感じですかね、もう・・・・。
花言葉は花だけではなく、葉ものや、木にも言葉があるって知ってます?もはや「花」言葉では無いでよね。だって、木ですよ!葉っぱですよ・・・・・・
昔のイギリスの貴族は、花に秘めた想いを託して相手に花を贈ったといわれます。キザというかなんともはや・・・
プレゼントに花束を贈るとき、花言葉を考えて贈りたいところですが、たくさんの意味や正反対の意味があったりしますので、困りものです。注意をしつつ、贈りましょう!でも、相手が大好きな花なら、大抵の花言葉であればOKでしょう!